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・・・という文章を書いていて今、気づいたのだが CD コンポが調子悪い。
Polyphonic Spree の 1st を聴きながら「久々に聴いたらなんかずいぶん印象ちがうなー。えらくサイケデリックだったんじゃんか」とか思ってたら、よく見たら10曲め 9'42" んとこで音飛びしてループしてるのを気づかず延々30分くらい聴いてた。どうりで20何人もいるくせにハーモニーのかけらもなくておかしいなー、て思ってました。
The Polyphonic Spree/The Beginning Stages of
さて、ここでバレンタイン前夜祭特別企画「月面」間違い探しクイズの正解を発表します。正解は「調子悪いのはコンポっていうかむしろ30分も気づかなかったお前」です。正解者の中から抽選で3名様に、謹製オリジナル・グッズをプレゼント。グッズというか、しいたけの甘辛煮です。さっきちょっとつくりすぎちゃって困ってたんで助かります(俺が)ね。
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Now Reading な方がいるので内容には詳しく触れませんけど、ぼくの今まで読んできた小説(つってもあんまり読んでないんで、きわめて少数かつ偏ったサンプルでの話ですが)ん中で No.1 のヒロインを選べと言われたらウサギちゃん以外にありえません、というのだけは一言申し上げておきたい。萌え死ぬかと思った。が、いうまでもなく萌え小説ではありません。
舞城さん の文体は馴染んだときは一気に駆け抜けるように読むことが出来るんですが、はまらないと全然スピードが出ない というロクさん(id:roku666)の意見は大変頷けるところですけれど、ぼくの場合「山ん中の獅見朋成雄」は初っ端らへんの
モヒ寛は若い頃に、何を思ったか頭をモヒカン刈りにして周りの人間をビックリさせて、杉美圃大寛という立派な名前を以来モヒ寛に変えてしまった奇人である。
・・・でもう一発 KO というか、のっけからロケット・スタート切ってそのまま瞬速でラストまで突き抜けれた感じ。モヒ寛可愛すぎる。あとモヒ寛て書くのに「モヒひろし」ってタイプしてる俺も今ちょっと可愛い気がする。しねぇ。全然しねぇ。ともあれ舞城さんの中でも群を抜いて好きな作品であり、是非とも広くお勧めしたい(ちなみに成雄少年は、鬣を背負ったまま、より人類の限界を突破した超人へと進化して、近刊「SPEEDBOY! (講談社BOX)」にも登場します)
このところ舞城さんは単行本を文庫に落とす前に新書化でワン・ステップ入れる、というコースが固まりつつあって(新書版で出ていないのは「阿修羅ガール」のみ)、すでにぼくの本棚にも「山ん中の獅見朋成雄」と「好き好き大好き超愛してる」が2種類ずつ鎮座しておられますけれども、たぶん次に文庫化したらまたそれも買ってしまいそうで困るというか、紙ジャケ再発とかいい加減ちょっとやりすぎで鬱陶しくね? とか偉そうに言ってるけど全然そんなの言える資格俺ないっすね、という自戒を込めて、えー・・・買います。