test-a-ron, hz


 生まれて初めてお金を出してゲーム・ソフトを買いました。

 久々に「リリィ・シュシュのすべて」を見返したいなー。と思って学校帰りに立ち寄ったtsutayaを、出る頃にはなぜか「ファイナル・ファンタジー・コレクション(4〜6)」が鞄の中に入ってた。間違えた(いろんな意味で)


 ぼくは小学校の1〜4年生の、まだ機体にスーパーもつかないファミコンが大流行していた頃に毎日ゲームばかりしていて、けど今思い返すとそれはゲームが好きだったというより、好きなものが何もなくてゲーム以外、特にすることがなくて延々やってたんだなぁ。と思う(その頃から運動って嫌いだったしね・・・嫌な子供)

 だから5年生になって、家を東京から千葉へ引っ越して、その次の日くらいに初めてCDを親に買ってもらって以来、ぱったりとゲームをしなくなった。ちなみにそれはチェッカーズの「I Have A Dream」っていうアルバムでした。若い。あれから15年が経ち、ぼくも大人になって、音楽の趣味もがらりと変って、そしてチェッカーズは何やら今んなってごたごた分裂している(どうでもいい)

 そして程なく出会った B'z の「In The Life」が決定打で、しなくなったとは言ったけどまだこの頃は弟とちょくちょく対戦やったりしてたんだけど、これ以降、完全にゲームをしなくなった。ちょうど小5〜6といえば受験勉強ってやつがあって(ぼくは中学受験だったので)そういう環境に後押しされたせいもあるけど、でも受験がなくても結局ゲームからは近かれ遠かれ離れてったと思う。CDを聴いてるほうがずっと楽しかった。それが B'z ってのが今思えば笑えるというか恥ずかしいというか、或いは微笑ましいとでも言うべきか。あれから15年が経った未だに第一線で活躍してる B'z って何気に結構物凄いな。と今、ふと思う。


 以降、ドラゴン・クエストとファイナル・ファンタジーの2つだけは相変わらず続けたけど、他のゲームは本当に全然やらなくなった。DQとFFにしても、最新作が出ると同時に購入 → しばらくゲーム漬けの日々・・・みたいなふうじゃ全然なくて、発売してある程度経ってちょっと安くなった頃にだいたい弟が買ってきて、それを弟がクリアした後、ようやく借りてプレイ・スタート。っていう感じだったので、どれも発売して1年とか2年後とか。周りで噂にも上らなくなった頃、細々とひとりでやっていた。

 ちなみにDQは6までクリアしたけど7は途中で投げました。石版とか無理。見つけれません(ダンジョンの宝箱を取り尽くさず、さっさと先へ行くタイプ)。あとFFも9までクリアして10は投げた。動画多すぎ。で、1個1個が長すぎ。飽きます。要するに忍耐力というものがぼくには決定的に欠けている、らしい、どうやら。


 だから最後に買ったゲームは初代ファミコンの何かしらで、とはいえそれも小学生の時分だし勿論、親に買ってもらったわけで、そこから数えても15年ぶり。それ以降はDQもFFも、あと他にちょっとだけ手を出したようなのも全部、弟か友人に借りてやってたから自分でちゃんとゲームって買うの初めてでした。なんていうか新鮮さより、むしろ不思議な感じがした。「うわ俺今ゲーム買おうとしてるんだけど・・・ど、どうなの? いいの?」とか思いながら買ってた。変なの。


 初めて買うゲームが現行機体のPS2でなく、1つ前のPS・・・っていう時点でいかにも俺っぽいっつーか流行遅れっつーか、まぁ両方ですけど、そういうわけで今日からファイナル・ファンタジー4と5と6をやるので更新頻度が落ちるか、ないし速攻で飽きて特に落ちないか、もしくはゲーム云々関係なくもともと今までだって頻繁に4日とか1週間とか止まってたじゃねーかバカ。とかまぁいろいろ、そんな感じです。


 そういえばFFは毎回キャラクターに煙草の名前ばかりつけていたけど、今回はちょっと変えようと思う。