その2


 今日は9〜10歳くらいの少年(どう見てもまだ中学生じゃない)が山田風太郎「奇想小説集」と柄谷行人「探求Ⅱ」と I.アシモフ「原子宇宙の旅」を買っていった。キミは将来、確実に日本を変える気ですね。と思った。


 彼をデートに誘い、小一時間じっくり話し合ってみたい衝動に駆られたが、自分の推定2/5しか生きていない若輩に情け容赦なく論破されそうな気がして結局、踏み切れませんでした。