恋のジャック・ナイフ


 例えば見るからにバリバリ気合い入ったヤンキーが「ですぅ〜☆」とか「にょ?」とか言ってる萌え萌えマンガ愛読しようが、見るからにギャルギャルしてる「あと一歩でビッチ瀬戸際」みたいな女がテニプリの同人つくってようが、見た瞬間「君、カズフサ認定」て断言せざるをえない(別の意味で)気合い入ったダメ人間が「イケてる男の Hair Style Book」なり「絶対キメル! ナンパ術大全」なりまとめ買いしようが、それらは全て個人の趣味であり自由であって、他人がどうこう口出す話じゃないわけですけど、さっき本屋でどう見ても50代後半か普通に60超えてるくらいの、髪の毛も全部白髪でいかにも「タバコ屋か駄菓子屋」っぽい人の良さそうなおばあちゃんが「BURRN!」最新号(表紙:ブラック・サバス)を立ち読みしてて、さすがにそれはちょっとビビった。それはちょっとカッコイイと思いました。