遊びに来てくれた方々(ありがとう!)、参加した連中(お疲れ)、その他(誰?)・・・の余韻もようやく収まりかけてきた今頃んなって壁(id:crazy-climbers)の話ですけど、えーと DJ (の真似事(のようなもの))については「音楽の壁を乗り越えろ」っぽいキャッチフレーズ・シップに則り、ボーダーレスでフリークスな選曲で行こうと50枚ほど音源を持ってったのですが、結局は会場内に漂いまくってた雰囲気というか。オーラというか。カッコつけて言えばヴァイブス(!)みたいのに流される形で、おそろしくボーダーフルでアンチ・フリークスな45分だったわけですけど、結果オーライというか「むしろギリギリセーフだったんじゃねぇの?」と思います。

 だってさ家帰って、バッグの中身を確認してみたら持ってったCDは全部で57枚だったんだけど、まぁその57枚て時点で「お前ひとりで何分やる気?」って話ですけども、で、57枚の内訳はロックが過半数と、他にテクノやらブラックやらポップスやら歌謡曲やら・・・までは良いとして、あとジャズ3枚とクラシック2枚入ってたからね。クラシックて! バカかお前、と。お前はイベント盛り上げる気だったんですか荒らす気だったんですか、という話。本番で突然トチ狂わなくて良かったねー(超他人事)


 開場前、ユクさん(id:fahrrad)せもしくん(id:YOAKE)にミキサーと CD-J の使い方を偉そうにコーチとかしていっちょ前気取りだった俺が、いざ本番でガンミスかまして「ぎゃー!」てなってるのをヨソに、彼ら2人ともノーミスであっさり5時間後に師弟関係が逆転したり、しかも俺がミスったその曲ってのをちょうどユクさんも使いたかったらしく「バカかてめぇブッ殺すぞ」と師弟関係どうこう以前に、人間関係そのものがブチ壊れるレベルで罵られたり、とまぁいろいろありましたけど楽しかったです。お前らこれほどリアリティ希薄な「楽しかった」を過去、口にしたことがありますか? 俺はたぶん15回めくらいです人生で。

 さて肝心の(というほど肝心と俺は思ってないんですけど正直。なんか書かないと抹殺とかいろいろされるらしいよ、はてな怖いね)セット・リストですけれど、まさか酒と眠気と緊張の相乗効果で半分以上覚えてないとかありえないので「あえて皆さんに考えてもらうべく予想形式にしてみました!」という名目で。あえて皆さんに考えてもらう意図も必要もさっぱりですけど、ここはぼくの名誉が最優先です。ていうか、こんなふう(id:foreplay:20050922:semooza)に言われてる時点で守るべき名誉もクソもないけどな! お、おおお前に生きる勇気を与えるためのイベントじゃねんだよバーカ!

Royksopp, Eple
    かけた。ていうか、いきなりこれ?
◎ Galt MacDermot, I Got Life, from ost "HAIR"
    ものすごい力技で無理矢理つないだ。というか「続け」た。
New Order, Krafty
    唯一「I Got Life」〜「Krafty」の流れだけ事前に考えてた。したら失敗した、という華麗さ。
△ Bikini Kill, New Radio
    こっからいきなり記憶がない。かけてないかなー?
○ Jack Arel&Pierre Dutour, Following You
    かけた・・・気がする。確か。
△ Alta Fidelidad, Me He Subido A Un Arbol
    かけた?
Blur, Song 2
    飛び道具1。
△ Tracy Ullman, Breakaway
    曖昧。かけてない?
△ Thee 50's Highteens, Locomotion
    無理あるなー。かけてないかも。
Sakerock, 慰安旅行
    かけたような・・・としたらこのへん?
Oasis, Lyla
    覚えてないけどともこさん(id:girly-soul)が言ってたので。
Led Zeppelin, Trampled Underfoot
    たぶん。
Maroon5, This Love
    かけてなさげ。
◎ J. Geils Band, Centerfold
    誰かに「古い!」て突っ込まれた記憶が辛うじてある。ですよね。
△ The Swinging Blue Jeans, Hippy Hippy Shake
    えーと・・・?
Primal Scream, Rocks
    飛び道具、というかなんというか2。
Anatakikou, Woman Record
    この曲でやたら盛り上がるのを見て「なるほど」と思ったが遅きに失する。
Boat, 代打デストロイ&サーチ 〜 Natsumen, No End
    限りなく唯一に近い自己主張。
月刊プロボーラー, 七色ギャングスタ
    Natsumen の直後だった自信ないけど。
△ Batutinha Dj, Megamon
    あれー使わなかったっけこれ?
Sixpence None The Richer, There She Goes
    まったり終らせるつもりで完全に外した(ごめんなさい)
× Robert Randolph&The Family Band, Nobody
    絶対かけたかったのに・・・!
× Air, No Kidding
    from JAPAN のほう。挟みそこね。
× Mong Hang, Debakata
    さすがに最低限の空気を読んだ(らしい)


 曖昧すぎてすいません。えー、以上「今バッグ開けて確認してみたらケースと中身が食い違ってた CD 群から逆算して推測」という伝統的な手法(これを専門用語で「演繹法」と言い、学会とかなんかそういうとこらへんでわりと使われます)により算定されたセット・リストです。他にもいくつかかけたっぽい気がするけど、たまたま正しく収納されたため反映されてない曲が(たぶん)あるんでご了承ください。

 ◎ の打たれた曲目だけ拾っていただくと一目瞭然なのですが「ボーダーレスもフリークスもヘッタクレもねぇ! むちゃくちゃ必殺技100連発じゃねーかコノヤロー」て感じですね。個性の死んだ時代を生きました。何が起こるかわかんないし一応・・・と思って持ってった「万が一用ストック」ほぼ全部使いきった。それが反省点であり、冒頭でギリギリセーフっつった「ギリギリ」部分でもありますけど。


 ちなみに今これ書きながら、文中に登場する某氏とメッセしてるんですけど、ぼくが必死で「ボーダー云々」だの「個性が死んだ」だのボカした表現で迂回しつづけているコアの部分を、さくっと彼が「てゆーか媚びてたよな」と悪意的な一言でまとめてくれたので死ねと思いました。ぼくは Yes/No をはっきり言えない日本人のいじらしさが好きです。