Drop


 皆さんにとって「ガスが止まる」という状況のエマージェンシー度はどのくらいなんでしょう、わかりませんが、ぼくにとってはこれかなりの大事。というか未曾有の一大事でして(支払い遅延を幾度となく繰り返した挙句とうとう今回、初めてほんとに止められました)けどコンロを捻っても無反応。お湯を浴びようにも素無視。どこまでも素無視。徹底的に水しか出ない。天上天下水。というこの現実は、まぁ当たり前っちゃそうなんですけど、見方を変えればなかなか滑稽で面白い・・・気がして、せっかくなのでガス代を限界まで払わず、その間ここで「Survival Express(生存特急)」というタイトルのギリギリ生活日記を連載しよう。


 と企んだものの2日めにして早くも臨界点突破。完敗しました。すごすごと滞納ぶん1万円弱、耳を揃えて払ってきましたよ。うわ、お湯が出た。すげぇ。東京ガスすげぇ。近代テクノロジーって素敵。そして今、そもそも見方をどう変えようがなんら滑稽でも面白くもない。という至極真ッ当な現実に気づきました。完全に錯覚だった。2本の直線が交わったとき向かい合う2つの角度が等しくなるくらい間違ってた。で、今日の格言「ガスは出るに越したことはない」・・・どこまでも日常ってのは平凡で退屈ですよね。