Baby I Love You


 久しぶりにリンク元とか晒しますけどあのさ「越後湯沢 ストリップ 7月」って検索してここ来た人いんだよね前回。いやキミ明らかにそれそういうことですよね。欲望に素直な人ってぼく大好きです! 音楽と酒と裸で快楽三昧ですかコノヤロー素敵な夏をお迎えください。ハチ、生きてるって素晴らしいね。


 そんな(そんな?) Fuji Rock ですけどぼくは1999年、夏の苗場に洗礼を受けて以降「俺は Fuji Rock のために生まれてきた」ともう8年近く錯覚しつづけて生きてるんですが、なんつーか今年ですね、学生寮時代の同輩が Fuji Rock ド真ん中の7月29日に結婚式をブツけてくる、という凶行に出てきやがりまして、明らかにこれ俺の行動パターンを100%読みきったうえでの嫌がらせなんですけど。妙にリアルな予言で微妙に不愉快にしかならない人生ゲームくらい不愉快なんですけど。

 ぼくと彼は廃墟(のような建物)で4年間も共生しただけあって、それはそれは篤い友情で結ばれています。目を閉じれば数々の心暖まる青春メモリーが縦横無尽に脳裏を過りますが、例えばぼくが魂を込めて A メロ、B メロまで歌いきったところでサビ直前にマイクを強奪されたり、ターンテーブルが買いたくて連日、深夜バイトに明け暮れていたぼくの泣きっ面に役満を直撃して諭吉と漱石を強制トレードさせられたり、遥か八王寺まで合コン遠征に人数調整で駆り出されたときには、女のコの1人が泥酔してブッ倒れてやばいことんなって救急車呼んで病院へ搬送して・・・る間に他の6人が余影も残さずどっか消えててなんか俺が看護婦さんに節度がどうのこうの30分近く説教くらった挙句「わかったら帰れ」とか言われて泣きそうになりながら夜の八王子を1人とぼとぼ歩いて・・・るその頃、彼ら6人はたいそう優雅で濃密な素敵時間をエンジョイしてました。え?


 書きながら「あれ? Fuji Rock を優先させて何が悪いの俺?」っていう錯覚に何度も見舞われてしまいましたが(ぼくとしたことが)まぁそういうわけで今年は Fuji Rock 全参しません。おめでたさゼロの能面スマイルで You 結婚おめでとう! お前らが電気グルーヴできゃーきゃー踊ってる頃、俺は3次会でなんか適当にうきょーとか言ってます。言いません。でもやっぱり夏の苗場に足も踏み入れれないとか切なすぎるので初日か最終日か、どっちかだけでも参加したいです。まだ検討中ですけど、たぶん前日から行って前夜祭 → 初日(朝まで)→ 東京戻って式、ていうルートを取ると思います。

 メロン・ソーダFuji Rock があれば生きていけると思ってるケツの青い最新型の俺としては、でも Fuji Rock に 1/3 しか参加できないままだと銃口 8mm 以下ってことで、弾詰まりで暴発して死にかねないので代りに Summer Sonic も行きます。サマソニはごちゃごちゃして窮屈であんまり好きじゃないんですが、サマソニをあんまり好きじゃないのの10000倍くらい Flaming Lips を心底好きなので問題ありません、きっと。たぶん。あとせっかくなんで「Bad Day」大合唱とかして胸キュンしたい。


 ヒップホップのヒの字も読めない若造の分際で、なんか最近、妙に気になるお年頃らしくて Atmosphere と Ugly Duckling と Spank Rock らへんを中心にフェス2つ(の、どっちも初日のみ)を回ってこようかな、と。まぁ2ヵ月後には「は? 何言ってんのポップス最高じゃん」とかってカーディガンズ見てるかもしんないけど。ぼくの主張の一貫性のなさ(というか単に飽きっぽさ)を、ぼくは誰より良く知っています。とりあえず NATSUMEN と細野さんと Flaming Lips 鉄板な。

 で、そう NATSUMEN といえば近頃あんまし夏、夏、言いませんけど俺、4、5月と立て続けにライブ行けなくて切実に夏分が薄れつつあります。夏欠。最後に見たのが2月のリキッド・ルームなんですが、これもちょっと不完全燃焼だったんで(2日後の心斎橋は大成功だったらしくて余計に悔しい。なんか NATSUMEN は大阪と相性良すぎますよね)心ゆくまで夏れたのって去年11月の銀杏祭が今んとこ最後なんですよね。あれほんと最高だった。大阪・・・というわけで今月28日の "Endless Summer Special vol.4" は死んでも行きます。だって対バン、高円寺百景ですよ。見逃せないよそんなの。高円寺百景て何? という方は今すぐ「吉田達也 ストリップ 6月」で検索してください。そんなイベントはありません。