長距離電話、そんでもって彼女が云うには


 おはようございます am です。はてなダイアリー「月面」ていう腑抜けたのやってます。好きな音楽はロック、好きな女のコはイオンです。1979年5月生まれの、もうじき26歳です。東京−パリ間を行ったり来たりして順風満帆の20代後半にそろそろ差し掛かっています。バブリーな世代交代の波押し退けてクライアントに媚び売ったりなんかしてます。いつも自己管理、ダイエット、睡眠不足、華やかな様であって死んだ気になりやってます。てゆーか死んでます実際。張り合いのなさすぎる日々に生殺しな今日この頃です。いやだよ、キモイ。お前洗ってない犬のにおいがすんだよ。


 さて自己紹介も恙無く終ったところで、今度はなんだよ「恙無く」って読めねーよバカ! という問題が急浮上して参りました。えー「つつがなく」です。ぼくも今、変換したら出てきて初めて知ったんですけど、なんかちょっとカッコつけたくてわざと漢字にしてみました。調子乗っちゃったごめん。ほんとは最初「全然つつがなくねーよ!」っていうオチにしたかったんですけど、おかげでわけわかんなくなっちゃいました自業自得。虚勢を張ったママン。


 さて自己紹介もつつがなく終ったところで、今日はこの場を借りてお前らに「正しいコミュニケーション・スキル」を叩き込んでやろうと思います。題して、月面人類学。というのも先日

 http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20050307/157089/index.shtml

 こんなトピックを見かけました。あのね、これすごい重要。手短にまとめると「相手の感情を害するメールは書かないようにしようね」ってことなんですけど、たぶんこれ手短にまとめすぎで論旨さっぱり伝わってないと思うんでおとなしくリンク先読めコノヤロー。手抜きはいけないよ。キミも、ボクも・・・主に俺?


 上記トピックはメールの文面についてですが、言うまでもなくこれ日常会話に於いても同様であります。特に2ページめ「相手に配慮しつつ、言いたいことを伝える」工夫の、3つめとして「ネガティブな表現を、ポジティブな表現に変えること」が挙げられていますが、これ。これ皆さん是非ともマスターして今日は帰ってください。帰るっていうのはこの場合、右上の「×」ボタンを押すことですよ。と丁寧に注釈してくれる俺への感謝もしっかり忘れず帰ってください。


 ここでは例として「この提案書は専門用語が多く、顧客にとって難しい内容になっています」を「専門用語を使わないようにすれば、顧客にとってもっと分かりやすい提案書になると思います」へ言い換えるよう提唱されています。これはネガをそのままポジへ反転させる、というシンプルな手法ですね。しかし実生活に於いては、なんでも片っ端から反転させりゃ良いってもんでもなく「ネガの部分もありつつ、けどトータルでポジ」という会話を要求されることも多々あるでしょう。じゃあ、その場合どうするか? というと、肝心なのは言う順序です。

 捨てる神あれば拾う神あり、という諺があります。アバウトに言うと、世の中とはこれ良くしたもので、相手にされないこともあるけど、一方で助けてくれる人もいる。だから1回ミスった程度でヘコんでる場合じゃないよ奥さん・・・的な意味です。しかし、ここで順序を間違えるとどうなるか。拾う神あれば捨てる神あり・・・ちょっとうまくいったからって調子乗ってんじゃねぇーハゲ! と、一気にフル・スロットル説教モードです。なんかまさしく俺が言われてそうな雰囲気です。きっと気のせいです。


 わかりやすく図説しますと

 捨てる神あれば (´・ω・`)ショボーン 拾う神あり ( ゜Д゜)ウマー = ( ゜Д゜)ウマー


 拾う神あれば ( ゜Д゜)ウマー 捨てる神あり (´・ω・`)ショボーン = (´・ω・`)ショボーン

 まーなんか、こんな感じ。

 言い方(語)もそうですが、言う流れ(語順)にも気を配りながら、お前ら快適なザ・コミュニケーションを隣人どもと営みまくりやがってくださいね。