ウィー・アー・ザ・ワールド


 HARIBO 派の紳士淑女どもおはようございます。ぼくは Katjes 派ですけど「HARIBO 派だから」という理由でキミら淑女を敵視とか見下したりしません。紳士は時々します。そりゃもう「派だから」が今、真っ先に「裸裸」って変換されたほどのフェミニンな俺ですけど、そんなぼくですがここ連日、毎晩 Katjes のグミばっかもりもり食いながらネットして、気づいたら明け方で、余裕で1袋なくなってて、けど眠気の限界直前までネットしてそのまま力尽きて即寝。で、起きたら夕方。という寝方のせいで歯磨きとかつい怠りがち・・・な百獣のクズ生活を繰り広げていたせいか、なんていうの? ハグキの左上らへんが妙に痛いんですけど。えーと何? これって虫歯? それとも単にハトのおよめさん


 ところでさっき「フェミニンな俺」って部分で、脊髄反射で「フェミニーナ軟膏」を思い浮かべたわんぱくボーイズ&ギャルズが「月面」読者10人中、確実に8人は存在するわけですけど、貴様らの淡い期待などさくっと無視して話を先へ進めますけど、ぼくは昔から「寝る前にきちんと歯を磨く」っていう習慣に疎い奴で、そのわりにけど不思議と虫歯に縁がなくて、なもんで余計に怠りが助長され・・・という負の循環に生きる住人なのですが、とはいえ完全に無縁というわけでもなく、小学校の頃、歯医者に通った経験も何クールかあります。

 歯医者はトータルで言うと好きでした。なぜなら、ぼくの行きつけていた歯医者には、待合室に月刊少年マガジンが常備されていたからです。月マガには当時、上村純子というパイオニア女史による「ルナ先生」シリーズや「パラダイス」など、きわめてラジカルな作品が連載されていました。それはもうタイトルをフル表記するのがちょっと躊躇われちゃって略称で誤魔化さざるをえないほどバイオレンス(別の意味で)でした。そのエモーショナル(下の意味で)さに毎回、パンク(略)に撃ち抜かれてました青春時代。トータルで、というのはつまりそういう意味で、

 診察前(待合室:+1) + 診察中(治療:−1) + 診察後(待合室:+1) = 合計:+1

 という計算式に基づいています。


 なんの話してたか忘れた。


 というか正直、全然覚えてるんですけど大幅な脱線をスムースに軌道修正するのがもはや無理っぽいんで忘れたフリで強行突破する構え。CDコンポが調子悪いんですよ。聴くぶんには問題ないんだけど、MDへのダビングが上手くできません。録り終えて、その時点では普通に再生できるのに、取りだしてMDウォークマンに入れるとどういうわけか「Blank Disc」てなっちゃうんですよね。これすごい困ってる。

 ぼくは未だにアルバイトへの往復時間をMDウォークマンで過ごします。ほんとはCDのが、出先で何か買ったら帰り道すぐ聴けたりいろいろ小回り利くんですけど、携帯ポーチ丸ごと失くして愛聴盤が10枚同時に消え去った。という悪夢の古傷以降、怖くてCD持ち歩けません。もともと音質への拘りとかあんまない・・・というか聴き分けれるほど大した耳持ってないんで、ダビングの手間さえ億劫がらなきゃMDで問題ないんですよね。


 なもんで新着盤をMDに落とせない今の状況はこれ、かなり精神的にキツい。最近 Bastro の再発(asin:B0006SLDKW)とライヴ盤(asin:B0006SLDL6)に鬼ハマり中なんですけど、家でしか聴けないとか不便すぎる。歩きながらや電車ん中でも聴きたい。のに聴けない。ので余計に聴きたくなって「むぎゃー!」てなります。苦しい・・・ん? オイそこの今「なら iPod 買えよ」って言った奴ちょっと来い。言ったよなお前、今ぼそっと。お前ちょっと何? もっかい言って? 何? え? 頭ん中で爆音で音楽が鳴ってるから聞こえねーよ。


 というわけでですね、ええ、なんか最近やたら浮かれてやがる紳士淑女が多くて困りますね。春だからかと思ってたら iPod ってさ! 俺を差し置いちゃってコノヤロー。この場合、淑女も恩赦とか一切しません。「iPOD 派だから」という理由で等しく敵視と見下します。てゆーか見下されてるのは俺か。くそ。落雷に打たれて死ね。どっかにゴロゴロの実とか落ちてねーかなー。

 ここで地球のドラゴン・ボールですと「iPod 買って小躍りしてる奴ら全員、上から鉄骨とか落としちゃってください先生」と願うことで、重箱の隅まで神龍が一網打尽にしてくれます。しかしこれがナメック星オリジナルのであった場合「いや俺そういう一括選択ってないし。代りに願い3つまでアリだから、悪いけどワン・チャンスずつ指定して」と、にべなく返されてしまいます。そうすると「さすがに名指しは後ろめたい」といった感情的な理由以前に、もはや今、俺の近辺にアイポッダーがどう考えても4人以上存在する。という物理的な理由に拠り、殲滅はこれ不可能。せめてもの抵抗を表明すべく彼らを「アイポッダー」と呼び、なんか響きがハリー・ポッターに似てるよね・・・へへへ。とニヒルに笑うしか道は残されないのです。ガッデム! だから絶対、地球のドラゴン・ボールのほうが優れていると思うのです。ぼくは地球に生まれて良かったなあ、と思いました。