Drafting
なんというか妙な流れで久しぶりに激しく飲んで、寝て起きたら2日酔いとか。喉がヒリヒリする。前々から知ってはいましたが、ていうか飲むたび毎回、嫌っつーほど思い知らされんだけど俺ほんと酒弱えーな。バッカスてどこにいるんすか。御姿が見えねー。にしてもてんてんが超男前でかっこ良すぎてシビれました。
頭がぼーっと靄って全然ほどけてくれないので、気付け薬に「Tokyo Flashback 2」を爆音で投与。したら超目覚めた。ほどけすぎて軽く天上界らへんまでダイブ20!
Tokyo Flashback 2 (P.S.F Psychedelic Sampler)
1. White Heaven/Silver Current
2. High-Rise&灰野敬二/T・F・B
3. Maher Shalal Hash Baz/嘘の風土記はうす青い〜女給の休息は苦い水飴
4. Marble Sheep And The Run-down Sun's Children/I Just Stay In The Up-Side
5. Over Hang Party/今、立ち現われる
6. ゆらゆら帝国/バカのふり
7. ゆらぎ/Improvisation
8. 光束夜/兆し
9. Ghost/Sun Is Tangging
10. 狼の時間/Thin City Part 2
11. 不失者/マリアンヌ
全編どこを切り取ってもぎゅるぎゅる Distortional Addict で胸焼けしそうな名コンピレーション。Can't See Bucchus な青少年の重たい朝におすすめです。名曲・名演揃いなんだけど、特にラスト3曲 Ghost → 狼の時間 → 不失者 んとこがすごい。どのくらいすごいかっつーと、座りながら聴いてても立ち眩みしそうなくらいすごい。何それ。「マリアンヌ」のカバーとかこれ神曲なんで鼓膜生命を擦り削ってでもド爆音で聴くと良いです。あとブックレットのゆらゆら帝国のお写真が軽くシャレんなってないんで、くれぐれも口内に液体を含んだ状態での閲覧は避けてください。
んで、あんま関係ないっちゃないんですけど聴いてたら思いだしたんで。ノイズつながり、とでも言うか一応。
秋田昌美/わたしの菜食生活
ちらっと目に入って「はいはいロハスロハス」で右→左にベルトコンベアしかけ・・・たら著者名にフックくらって一時停止。同姓同名じゃないです。ガチっす。ガチ、の用法が正しいかどうかはともかく。
中身はものすごく普通(といっても他にそういう本を一切読んでないんで、どこまでが「普通」でどこからが「普通じゃない」か、の線引きはあくまで感覚的ですが)の動物愛護→ベジタリアニズム(→ヴィーガニズム)本なんだけど、秋田昌美、と聞いてまず連想するのは当然 Merzbow なりポルノグラフィーとかなわけで「アヒルにはトイレットのしつけができません。そこらじゅうに落ちているふんを洗い流して、アヒルの生活環境を清潔に保つのも、わたしの重要な仕事です」って、いきなり動物園の飼育係のいかにも人柄の良さそうなおじさんっぽい話を真顔で切りだされたらそりゃやっぱびびる。
ノイズとかグラインド・コアのミュージシャンなりミュージック・シーンが、アニマル・ライツの思想とやたら親和性が高い(ような、この本を読む限りでは印象。実際どうなのか知りませんけど)っていうのは一見すごい意外なような、けど言われてみるとなんだか妙に頷けるような。