いわゆるひとつの KYU☆N☆SHI ・・・!


DE DE MOUSE/baby's star jam


 ということで ROMZ の5周年(http://www.romzrecord.com/enter/01news/5th_aniv/)に行ってきました!

 当日は仕事がハードでかなり疲れがたまってたうえ、代官山に着いた時点でビールが4本すでに入ってたんで「これ確実に途中でへばって倒れるね・・・」と俺の中の人も太鼓判を押すへなりっぷりだったのですが、終ってみればなんのその。UNIT に入ったのが少し遅れて11時半頃だったんですけど、その時点でもう、だって見てよこのタイムテーブル・・・

23:30 Inner Science&Disc System
0:10 Soloal One (Olive Oil)
0:40 SHIRO THE GOODMAN
1:00 milch of source
1:30 world's end boyfriend (world's end girlfriend)
2:00 Joseph Nothing
2:40 COM.A
3:20 DE DE MOUSE
4:00 サイケアウツG

 休む暇ねぇー! 何この超豪華布陣。あまりの濃密っぷりに、へなる暇さえ与えられませんでした、ていう。wegっ子なのでいちばんのお目当ては勿論 world's end boyfriend だったんですけど、結局この日は COM.ADE DE MOUSE んとこで完全に持っていかれたなー。

 COM.A は先月の Kettel の来日公演にも出ていて、そのときもお目当ての Kettel 以上にバッキバキに持ってかれてすげーと思ってたんですが、ほんと最近の COM.A さんやばい! めちゃくちゃかっけえ。ぼくは COM.A ってずっと昔に 1st を買って、けど音数やたら多いわりになんか全体的にすかすかしてるような、音も内に込もってる印象であんまり好きになれなくて、以来スルーしたまんま2007年を迎えていた次第なのですが、今の COM.A は全然もう格が違う。すっげぇ図太くてどっかり外へ向けられた肉厚ブレイク・ビート全開で、突き抜け方が半端ないです。新作の video も、その音に負けないくらいのおバカ全開な弾けっぷりが良いので、ぺたり。


COM.A/American Conscience


 でもって DE DE MOUSE! これはもう・・・あー、ほんと極上でした、としか言えない(というか、なぜなら酔ってて細かいとこ何も覚えてない)。帰ってきて速攻ブックマークしたらすでに 29 users とかって、かなり大注目な存在だったのを初めて知ったのですが、ぼくはそういや何回か名前聞いたときあるなー・・・くらいの認識で、COM.A で死ぬほど踊り倒した直後だったしちょっと休もうかな、と思った矢先、あのキラキラサウンドが鳴りだして一発でもう悩殺。ミラクル☆キュン死☆体験でした。


 TIDE OF STARS DE DE MOUSETIDE OF STARS

 最近みんなキュン死、キュン死てよく言うけどなんなんだよその怪死現象・・・と思ってた俺に振り下ろされた鉄槌一撃! ああこれか。これがキュン死か! と否が応にも実感させられる、この青さ。甘酸っぱさ。至福のキラキラ感。まさに Tide Of Stars! なキラメキ流星群。深夜3時の、アルコール回ったアタマと身体にこれ聴かされたら、もう飛び跳ねずにいれないくらい喜びが内側から溢れだす感じ。

 たったワン・コーラスを延々5分も6分も繰り返してる曲ばかりなのですが、そのワン・コーラスがどれも瑞々しくてたまらないのと、その瑞々しさを最大限に引き出せるよう配された音や曲の流れが心地良くて、ほんといくらでも聴いてれるなー。星空の下で聴けたりしたら最高ですね。


  DE DE MOUSE/baby's star jam

 こちらは冒頭に video も貼りましたけど、DE DE さんの出生作にして星空のアンセム「baby's star jam」のシングル CD-R 。ジャケットのキュートな☆くんは DE DE さん直筆。可愛い! 1枚1枚「すべて手描きですのでたくさん描くと手が疲れる」ということで、あまりいっぱいはつくれないそうですが、今でもイベントごとに毎回せっせと描いては持ってきてくれてるようなので、物販ブースで見つけた折りには是非どうぞ。現在は ver.2 だそうで、アルバム未収録の「return to my planet」という曲がカップリングされています(ver.1 は「bug's meteorites」)


 ちなみにイベントの話に戻りますが、サイケアウツGもかなり楽しみにしてたんですけど、ちょうど DE DE さん終ったところで昔お世話になった先輩と8年ぶりの再会! というサプライズがありまして、乾杯しつつ結局ラストまで説教されてたせいで見れませんでした。お前は8年たっても相変わらず人生に気合いが入ってない、とかなんとか。ごめんなさい。

 「だってお前、別に youtube ぺたぺたするだけだったら更新する意味なくね?」派と「や、それでも何もしないより少しはいんじゃね?」派の紛争が日々、激化の一途を辿る「月面」さんですが、なんとなく今日は後者が優勢のようなのでペタります。

 とはいえ、なんの脈略もなくペタるだけなら http://b.hatena.ne.jp/amn/?word=youtube にリンク貼ればおしまいてことになってしまうので、ならせめて何かしらそれっぽいテーマくらいはほしいわけで、ということで今日は「映像が面白かったりちょっとアートっぽかったりオシャレだったりするMV」という、あるんだかないんだかよくわかりませんけど、まぁそんな感じので最近気に入ってるやつを適当にペタってみます。読み返せば読み返すほど説明が適当すぎて泣ける。


 まあ映像が云々とはいっても、そもそも曲じたいが好きでなければわざわざブックマークして何度も見ようとは思わないわけで、基本的には映像「も」含めてオススメの曲を集めました、みたいな感じで。音も気に入ってくれた人向けに amazon とかにリンクしたほうが親切でしょうけど、やってないので各自で調べるか、めんどければ詳細を書けこのクズ野郎、と蹴り飛ばしていただければ追記します。


 ※ Video ごとに音圧にかなりバラつきがあるので、つづけて再生する場合にはボリュームに気をつけてくださいね。



 Hermitude feat. Blue MC/Music From The Mind
 
 Hermitude はオーストラリアのインスト・ヒップホップ・バンド。フィメール・ヴォーカルを feat. したこの曲は、映像もカラフルなアニメーションで可愛らしいです。夜の雲を渡り歩いてくところが、なんかきゅんとくる。



 Barbara Morgenstern/The Operator
 
 着せ替えバーバラたん! ドイツのエレクトロ・ポップ姫 Barbara Morgenstern の、確か去年のアルバムからシングル・カットされてた曲だと思います。音も映像もポップでピコピコしてます。 



 Hanne Hukkelberg/ A Cheater’s Armoury
 
 ちょっと不思議で不気味な感じのアニメーション。ハンネさんはノルウェーのシンガーです、といっても演奏までほとんどひとりでこなしちゃいますけれど。「Little Things」というアルバムはほんとに傑作! ここ数年の女性アーティストの中でいちばん好きな人ですね。



 Fujiya&Miyagi/Collarbone
 
 フジヤさんとミヤギさん・・・の正体は、実は外人3人組です。詳しくは g:fjr:id:amn:20070420:p1 らへんで。ハンドメイド感たっぷりのキュートなアニメーション。Fujiya&Miyagi は映像にこだわってるみたいで面白い MV 多いです。あとでもういっこ紹介。



 1990s/See You At The Lights
 
 ここでがらっと音の傾向が変わりますが。めちゃくちゃ王道のギター・ロックですね。キラキラしてていいなー。ちなみにタカハラさん(id:toubouhei)がこの曲に触れてるのを読んで、それでこの Video を思いだして、でもって、じゃあちょっと面白い MV いくつかまとめてみよっかなーとか考えたのだったりします。



 Tarwater/Witch Park
 
 粘土アニメ。Tarwater は To Rococo Rot の Ronald さんのユニットです。これは最近出たばかりのアルバムの曲で、リリースは morr music ですけど全然 morr っぽくないですね。すげー暗いしダブい。ダブいってなんだ。



 Lali Puna/Micronomic
 
 同じく morr から Lali Puna! 「Micronomic」は Lali Puna さん本人の出てる Video ももともとある(http://www.youtube.com/watch?v=9PX7v1UXhSA)んですが、これは別の映像をつけたバージョンみたいですね。どちらも morr のアカウントでアップされてるので、ファンが勝手につくったとかじゃなくてオフィシャルなものだと思います。



 The Broken Beats/Essentials
 
 動くマンガな Video 。これ確か前も1回貼った気がするけど、まあいいや。もう曲からして最高すぎる。こういうポップ・サウンドに俺はことごとく弱いです。動かない部分のマンガが、スーパーレモンキャンディのパッケージみたい。



 Shitdisco/Ok
 
 そしてこちらは飛び出す絵本な Video 。Shitdisco は、もうまんまニュー・レイヴです。ニュー・レイヴはニュー・レイヴって言えば、それでもう大概伝わっちゃうから楽だな。



 Fujiya&Miyagi/Ankle Injuries
 
 仙台在住の、藤谷さんと宮城さんの2人組です。うそです。騙された人は上のほうを見てください。サイコロでつくった動くMV! これはかっこいい。曲は "Theme Of Fujiya&Miyagi" みたいな曲です。一発で耳に残ります。フジヤ、ミヤギ、フジヤ、ミヤギ、フジヤ、ミヤギ・・・



 Sour/半月
 
 ラストでやっと日本人登場。影絵! これまたお見事としか言いようのない秀作ですね。こちらはオーシマさん(id:nekoprotocol)に教えていただきました。Sour というバンドも今日初めて知りましたが、ふわっとしたやらかいボーカルとウッドベースがいい具合に絡んで気持ち良いです。



 ・・・といったところで今日はおしまい。ぼくもそんな必死こいて血眼に集め回ってるわけじゃないんで、まだまだいっぱい面白い Video は転がってると思いますから、こんな傑作も知らんのかお前は! 死ね! みたいのがあれば皆さんがしがし教えていただければと思います。思いマッスr ・・・あ、なんでもないです。

フィッシュマンズ殺人事件


 「ようやく観念したようだな・・・それじゃあ、まず被害者の女性とお前の関係から聞いていこうか。お前が彼女と最初に出会ったのはいつだ」
『ずっと前』
「場所は?」
『シーフードレストラン』
「そこでお前は彼女に声をかけ、すぐさまアプローチをしかけた――」
『帰り道』
「なるほど、うまく誘いだして帰り道で告白したわけだな。そしてめでたく OK され、付き合いはじめた。可愛い彼女だったそうじゃないか」
『頼りない天使』
「ちっ、色気づいてんじゃねえよ」
『幸せ者』
「そうだろうよ。交際は順調で、なんたってプロポーズまでしているんだしな。何を言ったかも覚えてるだろうな」
『愛のためにわがままに僕は君だけを傷つけない』
「・・・馬鹿野郎! ちがうだろうが、くだらんことを言うな!」
『君だけがダイヤモンド』
「そう。お前はそう言って彼女に結婚を迫った、だが彼女には――」
『新しい人』
「浮気相手がいた、と。そしてお前は彼女を刺した。犯行時刻は――」
『土曜日の夜』
「凶器は果物用ナイフ。ずいぶんと小さいものだったらしいな、ええと確か刃渡り――」
『100ミリちょっとの』
「・・・ったく、そんなもんで本気で人を殺そうなんざどうかしてやがる」
『それはただの気分さ』
「けっ、このいかれた Baby め」
『Oh! Crime』
   ・
   ・
   ・
 「――以上が被告人の供述です。被告人の殺意は明白であり、否定する余地はありません。裁判長、どうか厳粛な判決をお願い致します」
『いい言葉ちょうだい』
 裁判長: 「被告人を、証拠不十分により無罪とする」
「えー! ちょ、裁判長!」
『感謝(驚)』
 裁判長: 「ごきげんはいかがですか」
『救われる気持ち』
 傍聴人: 「すばらしくて NICE CHOICE!」

 と、もいっこ Fuji 行かれる方に是非チェックしてもらいたいのが mass of the fermenting dregs 、通称「マスドレ」さんていう女のコ3人組なのですが、もうねちょっと面影を語りすぎてバテたので g:fjr:id:amn:20070524:p1 のリンクだけ貼っときますね。

 マスドレさんは昨日ちょうど最終審査をクリアして、めでたく Rookie A Go-Go 最終日に出演が決定したばかり! やた! がりがりじゃきじゃきした轟音ギターが大好物の貴方は、いいから youtube 見てブッ飛ばされときなさい。来月は東京で 2 Days も!

 で。その面影ラッキーホール、見に行ったのはもう1ヵ月以上前になりますが、ファンクとエロと愛と涙と笑いの渾然一体。ごった煮になった彼らのステージは、ほんと一見の価値アリです。

 うさんくさいピンクのスーツに身を包んだ、古田新太みたいなうさんくさすぎる中年が、夜の繁華街をテーマにした水っぽい歌詞を抜群の歌唱力で切々と歌い上げ、それを支える演奏はがつんがつんに濃厚なファンク、女性3名からなるホーン隊の音も衣装もけばけばしくエロく、その合間合間には古田新太が、ゲストの perfume 目当てに原宿へ集まってきた面影の「お」の字も知らない連中に向かって「お前らなあ・・・ mixiperfume のメンバーのコミュ、あ〜ちゃんのだけ明らかに人少なすぎだろ!」と一触即発の説教をぶちかまし、ぎりぎりのところで大爆笑をかっさらう・・・という、もうなんていうか濃ゆすぎて卒倒しそうにカオスティックな一大エンターテイメント絵巻がそこに。


 もちろん個々の楽曲も素晴らしく、古田新太の歌唱力はもとより、各メンバーの演奏技術の高さとファンクで歌謡なビートのうねり、その安定感と一体感(なんたって今年で結成13年めのベテランです)、そして何よりやはり Acky さん(古田)の綴る、切なくも哀しすぎるストーリーテリングの巧みと深さ。これについては皆さん各自 CD を買うなり借りるなりして確かめてもらうしかないのですが、一助として
 「好きな男の名前 腕にコンパスの針でかいた」
 「あんなに反対していたお義父さんにビールをつがれて」
 「俺のせいで甲子園に行けなかった」
 「今夜、巣鴨で」
 「ひとり暮らしのホステスが初めて新聞をとった」
 「給料日さん」
 ・・・といった定番曲のタイトルを羅列するだけで、おそらく何か、少しでも感じとっていただけるのではないでしょうか。


 例えば先日のライブの2曲めが「俺のせいで甲子園に行けなかった」だったのですが、これなんかもうごりごりのダンス・ナンバーで、面影の「お」も知らない人でも軽快なパーカッションに身体が自然と揺さぶられ、サビではわけもわからず「おーれのせいでー!」と拳を振り上げ大合唱してしまうくらいノリノリのパワー・チューンなわけですが、さて、その歌詞を紐解くと「甲子園行きを決めたチームの高校球児が、恋人を地元のヤンキーにレイプされ、仕返しにボコりに行ったところ騒ぎが新聞に出てしまい暴力事件で出場停止。そして全てが変わってしまった・・・」という、すさまじく重く切ない悲哀歌だったりして、もうね涙とダンス衝動の壮絶なせめぎ合いですよ。泣きながら笑いながら踊って燃えれる、ものすごい密度のエネルギーがたった5分間の1曲に凝縮されているのです。

 そんな壮絶な曲で一気にボルテージ最高潮までもっていかれた直後に、今度は MC で「おかえりー」「赤西くーん!」「さよならー」「加護ちゃーん!」と死ぬほど脱力のコール&レスポンスっていう・・・もうなんかすごすぎてバカバカしすぎて、とにかく圧倒的に楽しい。面影ラッキーホールのライブは、すごいです。てことで時間の許す方は是非。

 g:fjr:id:amn:20070507:p1

 もしかしちゃったー!!!!!


 ということで、やや旧聞に属する話ですけれども面影ラッキーホール Fuji Rock 出演決定です! やはー! んで出るからにはオレンジ・コートしかないだろう、と思ってたら今日ちょうどステージ割りも出たみたいで、ばっちり29日のオレンジ! おいおい Smash いい仕事しすぎだろ。つーか面影さんに限らず、先日の第6弾はほんともうすごくて、ぶっちゃけ今年マジでサマ・ソニ子に浮気しちゃおっかなー・・・とか考えだしてた My Heart すでに苗場に固定済みです。心配かけてごめんな・・・(その通り!) その通り!

 めでたくこれで Fuji Rock 07 最終日は、朝イチからビール煽りながら品のない歌に酔いしれれる運びとなりまして、まあ品のなさを言うなら初日ホワイトの一発めなんてうんこですから大概ですけど、うんこで始まりキャバクラに終る今年の Fuji ってどうなの。願わくは PTA からの圧力で中止に追い込まれませんことを、切に。


 なお自信満点で断言したはずの LCD SoundsystemCornelius もがしがしクリマンにツモられまくり、挙句、辛うじて当ててた Larrikin Love はいきなり解散でキャンセル・・・とかってもうボロボロな俺の Fuji 予想は最初からなかったことになりました。甲斐性がなくてごめんな! 夏休み!

 「最初の頃は良かったですよね。新鮮だったし、ほんと楽しくてしょうがなかった。他愛ない話でバカみたいに盛り上がったりさ。いい時代でした・・・なんて、ちょっと大袈裟に過ぎるかもしれませんけれど。

 最近はやっぱりねえ、さすがに重いっていうか。ぼくが何言っても全然聞き入れてくれないですし。正直イラッとしますよ。好きでやってるはずなのに、気づいたら苦痛に感じてたりして。いつのまにか、やるのが義務みたくなってしまっているんですよね。ほんともう毎日、重くて重くて。ここだけの話、そろそろ別のに乗り換えようかと思っています。


 そりゃあやっぱり愛着はありますよ。後ろめたさがないわけじゃない。なんていうかな・・・ええと、ちょっと照れくさいんですけれど、どうもぼくって小動物系に弱いんですよね。向こうは明らかに猫かぶってるんです。それくらいわかるじゃないですか。例えば何かトラブルが起こりますよね、で、どう考えてもぼくに非はないと。そういうときも、向こうは本心きっと反省なんて全然してませんよ。わかってはいるんですけど、でもあの可愛い猫顔で「ごめんね」とかって言われると・・・どうも本気で怒れなくってね。甘いですかねえ。重くなりだしてからは顔を見るだけでクソッて毒づいたりもしてたんだけど、でもやっぱりね、まじまじとこう見つめると・・・ほんと悔しいんですけど、やっぱり可愛いくってねえ。結局ぼくが折れてしまうんです。

 で、結局やっちゃうんだよな。ははは、陳腐ですよねえ、ほんと。だってやるの好きなんだもん。こればっかりは仕方ない。みんなだって同じじゃないですか?


 人とつながるのってすごいことだと思うんですよ。昨日まで見ず知らずだった人と、今日には通じ合えたりする。すごく魅力的ですよね。少し生々しい話になるけど、一晩ぶっつづけで盛り上がったりするじゃないですか。そうすると、その最中に時々ね、心が1つになれたみたく思える瞬間てあるんですよ。何度も。あの感覚はやっぱり他ではなかなか経験できませんよね。

 ひとりでやってたって面白くもなんともないでしょう。まあ、それだって多少の憂さ晴らしにはなるでしょうけど、やっぱり相手がいてこそ、と思います。そこはもう厳然として別物ですね。


 みんなでやるのも楽しいんです。あれ、経験ないですか? じゃあ今度お誘いしますよ、どうぞ参加してみてください。きっとハマれますから。いやいや、恥ずかしいのなんて最初だけですって。最初はみんなそう言うんです。でも慣れちゃえば全然どってことないですよ。あんまり慣れすぎてしまうと、逆に2人っきりを物足りなく感じるようにすらなっちゃって・・・それはそれでどうかって話もありますが。モノは試しってことで、ね。大丈夫ですって、あんまり変なのにさえ手を出さなければ全然ほんと問題ないから。だって別に悪いことしてるわけじゃあないでしょう?


 うーん・・・まあ、そうですね、確かにそういう人もいないわけじゃないですけど。一見さんお断りっていうか。普段から仲良くしてる相手にしか見せたがらないような、おカタいコも実際います。よく言えば古風ってことなのかな・・・でもこういうのに参加してる時点で、ねえ? こういう集まりじたいを知らないフツーのコのほうが、やっぱり圧倒的に多いわけだし、古風ってのとは違うか。何もそんなアングラなもんでも実際ないと思うんだけど。

 とはいってもね、そういうおカタいコも大抵は単なるポーズだったりしますからね。本気でガード固いんじゃないです。思いきってお願いしてみれば、わりとあっさり開いてくれるし。や、ほんとほんと。だから気になるコとかいたんならね、うじうじ悩んでないでダメモトで声かけちゃえばいいんですよ。だいたいオッケーしてくれるから。あ、気づいたら入ってるみたいな。そんなもんですって。楽勝楽勝。


 あー、ほら、ちょっと参加してみたいって気に今もうなってきてるでしょう? 顔に書いてあるもん。いやいや、そんな恥ずかしがんなくていいから。人間ね、素直がいちばんですよ。やりたいと思って自然じゃないですか。隠す必要がどこにあるんです? ぐだぐだ思い悩んで踏み止まるより、とりあえず動く。したいようにすればいいんです。たったそれだけで案外、人生変わってくるかもしれませんよ。


 え? いやだなあ、 Twitter の話に決まっているじゃないですか」